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	<title>fringe watch &#187; アーカイブfringe watch</title>
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	<description>荻野達也による演劇制作のスクラップブック</description>
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		<title>東京・世田谷美術館「作品のない展示室」で開館以来のパフォーマンス作品アーカイブを紹介</title>
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		<pubDate>Sun, 05 Jul 2020 10:33:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[荻野 達也]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[備忘録]]></category>
		<category><![CDATA[アーカイブ]]></category>
		<category><![CDATA[世田谷美術館]]></category>
		<category><![CDATA[如月小春]]></category>

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		<description><![CDATA[6月2日から再開した世田谷美術館（東京・砧公園）では、収蔵作品のコレクション展は開催されていますが、新型コロナウイルスの影響で作品の借用が困難になり、企画展に大きな支障が出ています。今後の「年間スケジュール」を見ても、企<a href="http://watch.fringe.jp/2020/0705193307.html" > ...</a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://watch.fringe.jp/wp-content/uploads/2020/07/NOISE.jpg" alt="NOISE『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』" width="200" height="286" class="alignnone size-full wp-image-2707" style="padding:0; border-style:solid; border-width:1px;" /></p>
<p>6月2日から再開した世田谷美術館（東京・砧公園）では、収蔵作品のコレクション展は開催されていますが、新型コロナウイルスの影響で作品の借用が困難になり、企画展に大きな支障が出ています。今後の<a href="https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/schedule/" target="_blank">「年間スケジュール」</a>を見ても、企画展は白紙の状況です。</p>
<p><span id="more-2703"></span></p>
<p>そこで7月4日から8月27日まで開催されるのが、<a href="https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00203" target="_blank">企画展「作品のない展示室」。</a>「まったく将来の見通しが立てにくい状態」を考慮し、広大な砧公園内に建てられた同美術館の1階展示室を無料開放し、窓からの風景と共に、ここで開催された展覧会を思い浮かべてほしいというものです。</p>
<p>企画展の最終パートでは「建築と自然とパフォーマンス」を特集し、1986年の開館以来行なわれてきたダンスや音楽のパフォーマンス約400本から46本を選び、記録映像や記録写真のスライドショー、当時のチラシなどで振り返ります。</p>
<p>同美術館のパフォーマンスと言えば、エントランスホールで開催される「トランス／エントランス」（2005年～）を思い浮かべる方が多いと思いますが、講堂や前庭も使われており、<a href="https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/images/sp_upld00441.pdf" target="_blank">「パンフレットPDF」</a>を見ると実に多彩な企画が実施されています。中でも野外劇となったNOISE『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』（作・演出／如月小春）初演（1988年）は、小劇場演劇の歴史に残るものでしょう（東京・5/11～5/16＝世田谷美術館野外、大阪・5/20～5/23＝扇町ミュージアムスクエア、名古屋・5/25～5/26＝電気文化会館イベントホール）。</p>
<p>同美術館学芸員の塚田美紀氏は、「文化政策提言ネットワーク（CPネット）：情報掲示板」で、こう記しています。</p>
<blockquote><p>
展覧会とは異なり、こうしたパフォーマンスの記録をきちんと残すことにはなかなか手が回らず、残したとしても、整理して紹介する機会はこれまで得られませんでした。コロナをきっかけに立ち止まることで、実現した試みです。</p>
<p><a href="https://groups.google.com/d/msgid/cpnet-info/CAE06B_L8VdJjm8EiP4VAqKBPf8WA5QHVi-F77wVfxOOcBKT_rQ%40mail.gmail.com " target="_blank">「文化政策提言ネットワーク（CPネット）：情報掲示板」</a>
</p></blockquote>
<p>建築自体が作品であり、公園と一体となった同美術館で、これまでの公演に思いを馳せてみませんか。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ARC&gt;Tが「Art Revival Connection TOHOKU活動報告書2011」を出版、希望者に頒布中</title>
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		<pubDate>Mon, 01 May 2017 15:55:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[荻野 達也]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[備忘録]]></category>
		<category><![CDATA[ARC>T]]></category>
		<category><![CDATA[アーカイブ]]></category>
		<category><![CDATA[東日本大震災]]></category>

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		<description><![CDATA[東日本大震災直後に仙台の舞台関係者が中心となって結成された復興支援団体、ARC>T（Art Revival Connection TOHOKU）の初年度の記録をまとめた「Art Revival Connection TO<a href="http://watch.fringe.jp/2017/0502005536.html" > ...</a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>東日本大震災直後に仙台の舞台関係者が中心となって結成された復興支援団体、ARC>T（Art Revival Connection TOHOKU）の初年度の記録をまとめた「Art Revival Connection TOHOKU活動報告書2011」が3月末に出版されました。</p>
<p><span id="more-2152"></span></p>
<p>印刷協力金2,500円（送料込み）で頒布中とのことです。残部希少とのことなので、興味のある方は下記までお問い合わせください。</p>
<p>ARC>T事務局（せんだい演劇工房10-BOX内）
電話：070-5470-3319（9:00～17:00）　メール：info@arct.jp　</p>
<div class="fb-post" data-href="https://www.facebook.com/TAKUSAN/posts/10209284373928422"></div>
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		<item>
		<title>コンテンポラリーダンスという奇跡をアーカイブする試み、セゾン文化財団「ダンス・アーカイブの手法」報告書が括目すべき内容</title>
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		<pubDate>Sun, 07 Jun 2015 09:43:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[荻野 達也]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[備忘録]]></category>
		<category><![CDATA[アーカイブ]]></category>
		<category><![CDATA[コンテンポラリーダンス]]></category>
		<category><![CDATA[セゾン文化財団]]></category>

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		<description><![CDATA[演劇では戯曲が継承され、それを使った他カンパニーの上演が当たり前のように行なわれています。しかし、コンテンポラリーダンスの場合はどうでしょう。カンパニー自身の再演はありますが、他団体が作品をレパートリーにすることは本当に<a href="http://watch.fringe.jp/2015/0607184343.html" > ...</a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.saison.or.jp/search_past/search_past_03.html" target="_blank"><img src="http://watch.fringe.jp/wp-content/uploads/2015/06/ArchivingDance.jpg" alt="公益財団法人セゾン文化財団編『セミナー「ダンス・アーカイブの手法」報告書』" width="200" height="283" class="alignnone size-full wp-image-883" /></a></p>
<p>演劇では戯曲が継承され、それを使った他カンパニーの上演が当たり前のように行なわれています。しかし、コンテンポラリーダンスの場合はどうでしょう。カンパニー自身の再演はありますが、他団体が作品をレパートリーにすることは本当に可能なのでしょうか。演劇の場合、戯曲を演出家がそれぞれの解釈で上演するわけですが、コンテンポラリーダンスは振付家の世界観そのものです。クラシックバレエのように振付の踏襲が目的ではなく、そもそも作品の継承が可能なのでしょうか。</p>
<p><span id="more-869"></span></p>
<p>その一つの答えが、文化庁平成26年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業として、セゾン文化財団が実施したセミナー「ダンス・アーカイブの手法」です。2014年4月にセミナー、12月にワークショップが開催され、セミナーの概要は<a href="http://www.saison.or.jp/viewpoint/pdf/14-08/viewpoint_vol.68_archive.pdf" target="_blank">ニュースレター「viewpoint」No.68</a>で報告されていますが、ワークショップになって具体的なアイデアが飛び出し、類例を見ない内容になりました。その全体報告書が15年3月に発行され、これが括目の内容になっています。サイトでも5月29日に公開されました。</p>
<p><a href="http://www.saison.or.jp/search_past/search_past_03.html" target="_blank">セゾン文化財団サイト／過去の事業検索『セミナー「ダンスアーカイブの手法」報告書』</a></p>
<p>ワークショップでは、7名の振付家が自作を継承するための「アーカイブ・ボックス」を制作し、それを受け取ったユーザ（他の振付家）が再創作の公開プレゼンテーションを行なうという手法で、コンテンポラリーダンスの他者による再創作の可能性を探りました。「アーカイブ・ボックス」はダンボール箱、ガラス瓶、買い物カゴと外形も様々で、舞台衣裳や小道具、作品に関する参考資料などが収められています。これが本当に千差万別で、報告書ではカラー写真で詳細に紹介しています。</p>
<p>本プロジェクトのディレクターを務めたオン・ケンセン氏（<a href="http://www.theatreworks.org.sg/" target="_blank">シアターワークス</a>芸術監督、シンガポール国際芸術祭芸術監督）が考えるアーカイブとは、</p>
<blockquote><p>
創作作品の写真や映像を保存することではない。アーカイブを読み解くユーザーがアーカイブに提示された要素を自分なりに解釈することが可能なもので、新しい創造を促すことを目的とする。その背景には過去の作品をもとに新しい作品を創作する振付家の取組みがある。</p>
<p><a href="http://www.saison.or.jp/search_past/archiving_dance/ArchivingDance_all.pdf#page=48" target="_blank">セミナー編「オリエンテーション」公益財団法人セゾン文化財団編『セミナー「ダンス・アーカイブの手法」報告書』（公益財団法人セゾン文化財団、2015年）</a>
</p></blockquote>
<blockquote><p>
「私たちの目指すアーカイブはデータベースではなくて、生の公演を観たような感覚になるものをつくることだ」</p>
<p><a href="http://www.saison.or.jp/search_past/archiving_dance/ArchivingDance_all.pdf#page=58" target="_blank">セミナー編「ワークショップ・ディスカッション3」公益財団法人セゾン文化財団編『セミナー「ダンス・アーカイブの手法」報告書』（公益財団法人セゾン文化財団、2015年）</a>
</p></blockquote>
<p>とのことで、実際に「アーカイブ・ボックス」に作品DVDを入れた振付家は1名だけでした。あとは、収められた様々なアイテムに五感を研ぎ澄まして向き合い、それを咀嚼した自分なりの作品を新たに生み出すことが求められる仕組みになっていました。4月のセミナー時点では、「やっぱり、ビデオだと思う」と発言した振付家もいましたが、「アーカイブ・ボックス」という概念に心を動かされたようです。</p>
<p>プロジェクトにファシリテーターとして立ち会った武藤大祐氏（ダンス評論家）は、次のように説明しています。</p>
<blockquote><p>
　提示された七つのアーカイヴボックスには、大まかにいって二つのアプローチの仕方があるように思われた。一つは、作品の創作ないし上演の過程をユーザーが何らかの形で「追体験」することができるようにする方法。もう一つは、作品を成り立たせている諸要素を分析的に取り出し、より抽象的なレヴェルで作動する「装置」に変換してしまう方法。</p>
<p><a href="http://www.saison.or.jp/search_past/archiving_dance/ArchivingDance_all.pdf#page=72" target="_blank">武藤大祐「アーカイヴボックスとその可能性」公益財団法人セゾン文化財団編『セミナー「ダンス・アーカイブの手法」報告書』（公益財団法人セゾン文化財団、2015年）</a>
</p></blockquote>
<p>「アーカイブ・ボックス」をつくること自体が非常にクリエイティブな作業で、この報告書の醍醐味はそこにあります。「アーカイブ・ボックス」を使用した作品の著作権はどうなるのかなど、課題も残されていますが、保存することが出来ない舞台芸術をどう継承していくかを考える上で、この報告書のアプローチは知的好奇心を揺さぶられるものでした。</p>
<p>また、報告書の構成・デザインが非常にわかりやすく、報告書そのものがプロジェクトを「追体験」出来るものでした。コンテンポラリーダンス以外の舞台芸術関係者や、保存が難しい表現に取り組んでいる方にも参考になると思います。</p>
<p>ケンセン氏はこう綴っています。</p>
<blockquote><p>
セミナーに参加した振付家の一人である黒田育代さんの言葉を思い出します。彼女は、ダンスをアーカイブすることはまるで奇跡をアーカイブするようなものだ、と言いました。黒田さんにとって創作とはまさに奇跡であり、「どうやったら奇跡をアーカイブできるだろうか？」という問いかけこそが、アーカイブ構築に関する彼女の主観的な見解でした。</p>
<p><a href="http://www.saison.or.jp/search_past/archiving_dance/ArchivingDance_all.pdf#page=64" target="_blank">オン・ケンセン「一つのダンス作品から魅力的で意味のあるダンス・アーカイブを創るということ」公益財団法人セゾン文化財団編『セミナー「ダンス・アーカイブの手法」報告書』（公益財団法人セゾン文化財団、2015年）</a>
</p></blockquote>
<p>奇跡のアーカイブ、それが舞台芸術のアーカイブだと私も思います。</p>
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