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	<title>fringe watch &#187; 映画fringe watch</title>
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	<description>荻野達也による演劇制作のスクラップブック</description>
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		<title>映画『この世界の片隅に』のクラウドファンディングを見て、演劇は「前売券＝才能を信じること」に出来ないかと思った</title>
		<link>http://watch.fringe.jp/2016/1121013613.html</link>
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		<pubDate>Sun, 20 Nov 2016 16:36:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[荻野 達也]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[備忘録]]></category>
		<category><![CDATA[クラウドファンディング]]></category>
		<category><![CDATA[前売券]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>

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		<description><![CDATA[映画『この世界の片隅に』（原作／こうの史代、監督／片渕須直）を観ました。私は1988年の『火垂るの墓』『となりのトトロ』2本立てをロードショーで観ましたが、そのときの感動に近いものを感じています。2作品を同時に観て伝わる<a href="http://watch.fringe.jp/2016/1121013613.html" > ...</a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://konosekai.jp/" target="_blank"><img src="http://watch.fringe.jp/wp-content/uploads/2016/11/konosekai.jpg" alt="『この世界の片隅に』" width="200" height="283" class="alignnone size-full wp-image-1977" /></a></p>
<p>映画<a href="http://konosekai.jp/" target="_blank">『この世界の片隅に』</a>（原作／こうの史代、監督／片渕須直）を観ました。私は1988年の『火垂るの墓』『となりのトトロ』2本立てをロードショーで観ましたが、そのときの感動に近いものを感じています。2作品を同時に観て伝わるものが、『この世界の片隅に』に込められていると思いました。それも、これまでにない手法で。</p>
<p><span id="more-1971"></span></p>
<p>大手ではない東京テアトル配給のためスクリーン数が少なく、主演の声優を務めるのん氏（本名・能年玲奈）の事情でマスコミの扱いも限られているようですが、この素晴らしい作品がヒットすることを願っています。新谷真弓氏（ナイロン100℃）も重要な役で、舞台となった広島出身のため、全配役の広島弁ガイド収録を担当しています。日本の映画史に残る傑作を、ぜひ映画館でご覧ください。</p>
<p>『この世界の片隅に』はクラウドファンディングの<a href="https://www.makuake.com/project/konosekai/" target="_blank">「Makuake」</a>で3,374人から3,912万円を集め、パイロットフィルム制作や出資先への説得材料となりました。1万円以上の支援者がエンドロールでクレジットされる様は、まさに感動です。この映画がクラウドファンディングを一般に広め、しいては日本に寄付文化を根付かせるきっかけにならないかと思います。</p>
<p> </p>
<p>このクラウドファンディグで思ったのは、演劇の前売とはなんだろうということです。まだ形になっていない演劇の前売とは、相手のことを知り、その才能を信じることではないかと思いました。だとしたら、演劇を宣伝して前売券を買ってもらうということは、クラウドファンディグと同じ姿勢で臨むことが必要になるのではないでしょうか。そのツイートを再録しておきます。</p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">映画『この世界の片隅に』。クラウドファンディング1万円以上でエンドロールに名前がクレジット。本編の感動に続き、これこそ最高のリターンだと感動。愛する作品にクレジットされるのは映画ファンの夢。同じレベルのリターンを演劇は考えられるか。<a href="https://t.co/dbMYW6JzVA">https://t.co/dbMYW6JzVA</a></p>
<p>&mdash; fringe (@fringejp) <a href="https://twitter.com/fringejp/status/799805049811517440">2016年11月19日</a></p></blockquote>
<p> <script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">作品がどうなるか全く不明な段階からチケットを売る演劇は、前売券自体がクラウドファンディングに近い性質かも知れない。だとすれば、中途半端な内容より作・演出の実績を詳細に紹介し、信頼出来る才能であることを訴えることが、正しい宣伝に思えてきた。「前売券＝才能を信じること」に出来ないか。</p>
<p>&mdash; fringe (@fringejp) <a href="https://twitter.com/fringejp/status/799836163905228800">2016年11月19日</a></p></blockquote>
<p> <script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">作・演出の実績と照らし合わせて観るべき作品かどうかを吟味する作業は、演劇ファンなら誰でも脳内でやっているが、それをわかりやすく可視化すれば、初見の観客にも期待してもらえるかも知れない。多くの演劇チラシに欠けている要素がまさにこれだと思う。情報を持たない観客に信頼されていないのだ。</p>
<p>&mdash; fringe (@fringejp) <a href="https://twitter.com/fringejp/status/799837434418589696">2016年11月19日</a></p></blockquote>
<p> <script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">初見の観客から信頼を得るだけの情報を記載すること。そう考えると演劇の宣伝とは、今回の作品だけでなく作・演出やカンパニーの演劇人生そのものを紹介すべきで、クラウドファンディングの募集記事と全く同じ。この観点でデザインすれば、チラシのフォーマットや配付方法も大きく変わるのではないか。</p>
<p>&mdash; fringe (@fringejp) <a href="https://twitter.com/fringejp/status/799851830066843648">2016年11月19日</a></p></blockquote>
<p> <script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
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		<item>
		<title>演劇は映画に比べてチケット代が高いと言っていた若手カンパニーは、体感型の4DX/MX4Dの映画が3,000円以上取るようになったのをどう思っているのだろう。演劇なら最初から体感なのに</title>
		<link>http://watch.fringe.jp/2015/1220152120.html</link>
		<comments>http://watch.fringe.jp/2015/1220152120.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 20 Dec 2015 06:21:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[荻野 達也]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[備忘録]]></category>
		<category><![CDATA[チケット]]></category>
		<category><![CDATA[付加価値]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>

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		<description><![CDATA[いつの時代も、映画より高い料金を取りたくないといって、映画並みのチケット代にこだわる若手カンパニーがいます。気軽に観られるという点はわかりますが、メディアに記録したものを再生する映画と、同じ空間でライブで実演する演劇とは<a href="http://watch.fringe.jp/2015/1220152120.html" > ...</a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>いつの時代も、映画より高い料金を取りたくないといって、映画並みのチケット代にこだわる若手カンパニーがいます。気軽に観られるという点はわかりますが、メディアに記録したものを再生する映画と、同じ空間でライブで実演する演劇とは価値観が全く異なるわけで、料金だけで比較するというのは、舞台芸術の持つ付加価値を自ら否定しているようで、私は支持出来ませんでした。</p>
<p><span id="more-1298"></span></p>
<p>ところが、いまや映画のほうが映像以外の付加価値を付けてきて、アトラクション効果を伴う体感型の4DX/MX4Dで、3,000円以上程度取るようになりました。下記は本日現在の料金（税込）ですが、最も高いMX4D 3Dだと専用メガネのレンタル代を含め3,400円します（『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』は特別価格で3,600円です）。</p>
<pre>
<a href="http://www.unitedcinemas.jp/toyosu/price.html" target="_blank">ユナイテッド・シネマ豊洲</a>
2D       1,800円
3D       2,100円（＋専用メガネ100円）
4DX 2D   2,800円
4DX 3D   3,100円（＋専用メガネ100円）

<a href="http://www.tohotheater.jp/theater/009/price.html" target="_blank">TOHOシネマズ 六本木ヒルズ</a>
2D       1,800円　※DOLBY ATMOSは＋200円
3D       2,100円（＋専用メガネ100円）　※DOLBY ATMOSは＋200円
MX4D 2D  3,000円
MX4D 3D  3,300円（＋専用メガネ100円）
</pre>
<p>4DX/MX4Dは作品に合わせて座席が動いたり、水・風・香りなどの特殊効果がありますが、体感という意味なら、劇場で得られる演劇の印象はそれに近いと思います。作品によっては俳優が客席に乱入し、水しぶきがかかってくることもあります。舞台との距離が近い小劇場なら、その迫力はさらに高まります。体感することが付加価値だと言うのなら、演劇は最初から体感そのものなので、そもそも2Dの映画と料金比較すること自体がナンセンスだったと私は思います。</p>
<p><a href="http://ciatr.jp/topics/42260" target="_blank">Ciatr「4DXとMX4Dの違いは？次世代シアター4Dの特徴まとめ」</a></p>
<p>コスト面では、舞台芸術はメディアに記録する芸術に絶対に勝てません。映画との価格勝負をするのではなく、演劇の付加価値をいかに伝えるかが重要です。むしろ、映画のほうがそのことに気づいて値上げをしているのです。</p>
<p>映画のチケット代と演劇を比較するような無意味なことは、もうやめましょう。演劇は、ちゃんとコストを転嫁したチケット代を設定したらいいと思います。それで売れなくなるのなら、その作品にそれだけの付加価値がない、あるいは付加価値があることを理解されていないということです。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>舞台芸術にコミットする方法は決して真正面からだけではない</title>
		<link>http://watch.fringe.jp/2015/0409015552.html</link>
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		<pubDate>Wed, 08 Apr 2015 16:55:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[荻野 達也]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[再録]]></category>
		<category><![CDATA[キャリア]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[配給]]></category>

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		<description><![CDATA[制作者の植松侑子氏が、自身の経験に基づくキャリアの変遷を説明した「実感的ものがたり：もし舞台芸術制作者志望の大学生が10人いたら」を掲載しています。 確かに、学生時代から舞台制作に関わっていたらこれに近い状況だろうと思い<a href="http://watch.fringe.jp/2015/0409015552.html" > ...</a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://cinema.pia.co.jp/title/141709/" target="_blank"><img src="http://watch.fringe.jp/wp-content/uploads/2015/04/141709_1.jpg" alt="『シーディンの夏』" width="200" height="282" class="alignnone size-full wp-image-776" /></a></p>
<p>制作者の植松侑子氏が、自身の経験に基づくキャリアの変遷を説明した<a href="http://maticcco.blogspot.jp/2015/04/10.html" target="_blank">「実感的ものがたり：もし舞台芸術制作者志望の大学生が10人いたら」</a>を掲載しています。</p>
<p><span id="more-775"></span></p>
<p>確かに、学生時代から舞台制作に関わっていたらこれに近い状況だろうと思いますが、最初は制作者を職業とせず（出来ず）、舞台芸術の周辺業界（マスコミなど）や休みが取得しやすい業界（公務員など）に就職し、ハーフタイムで舞台制作や中間支援を続ける人も多いのではないでしょうか。あるいは全く別な業界に就職し、間接的な形で舞台芸術に貢献する人もいると思います。</p>
<p>もちろん、フルタイムの制作者が増えることが舞台芸術の発展のためには望ましく、それを可能にする環境が少しずつ整ってきたとは思いますが、収入源を確保するまではハーフタイムを続けたり、離れた業界から舞台芸術に影響を与える生き方もあるわけで、舞台芸術にコミットする方法は決して真正面からの正攻法からだけではないことを、若い人たちは知ってほしいと思います。そして、夢はいつまでも持ち続けるべきです。</p>
<p>中には舞台制作を志していながら、全く異なる家業を継がなければならない人もいるでしょう。そんな人が年齢を重ねてから、家業で成功した資金力でエグゼクティブプロデューサーになってもいいわけです。舞台芸術に関わる方法は人生の数だけある、と私は思っています。</p>
<p>この文章を書きながら、普通の会社勤めをする20代の女性が個人で商業映画の配給をしたことを思い出しました。2003年に公開された<a href="http://cinema.pia.co.jp/title/141709/" target="_blank">『シーディンの夏』</a>という台湾映画で、第15回東京国際映画祭や世界各地の映画祭に正式招待された作品です。個人の映画配給プロデューサーやバイヤーはめずらしくありませんが、仕事ではなく映画配給をするなんて聞いたことがありません。</p>
<p>「蛍」という名前で活動した彼女は、ENBU［演劇＆映像］ゼミナールの映画配給・宣伝コースでノウハウを学び、貯金すべてを買い付けと宣伝に注ぎ込んで、この映画を日本に紹介したそうです。試写会や宣伝は仕事の合間を縫い、監督の来日プロモーションのときは、会社に「台湾から大切な知り合いが来る」と言って休んだそうです。</p>
<p>「蛍」氏の存在はマスコミでも話題になりました。日本経済新聞東京本社版2003年10月31日付夕刊では、作家の藤原智美氏がエッセイで彼女のことを詳しく紹介しています。会社を辞めないのは「無条件に好きなことと会社の仕事とを両立させたかった。配給の仕事は心のバランスをとるため」と語っています。学生だった鄭有傑（チェン・ヨウチェー）監督が助成金で撮影した16mmの60分作品、その単館レイトショーなので、リスクは演劇公演とさほど変わらないと思いますが、商業映画の分野でいきなり個人配給してしまう行動力に目を見張ったものです。</p>
<p>宣伝費がないため、記事はすべて無料のパブリシティに頼ったそうですが、マイナーな作品にも関わらず、多くの媒体が紙面を割きました。台湾では兵役義務があるため、監督は日本での公開直前から軍隊生活を送ることになり、来日プロモーションを早めました。このエピソードが逆に記事を書かせる要因にもなりました。公開初日の舞台挨拶は、彼女が監督の手紙を代読したそうです。</p>
<p>その後、「蛍」氏が映画業界に転職した話は聞きませんので、配給はこの1本だけだったのかも知れませんが、私の心に残るエピソードになっています。彼女は職業としてではなく、本当に届けたい作品を届けることに全力を注いだのでしょう。ハーフタイムのお手本となる事例だと思います。</p>
<p>好きなことを実現するために、あらゆる可能性を、あらゆる方法を試してください。</p>
<p>※本記事は、fringe［雑学］「普通の会社員が個人で商業映画を配給！」（2003年11月1日初出）に加筆・修正したものです。</p>
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