映画『この世界の片隅に』のクラウドファンディングを見て、演劇は「前売券=才能を信じること」に出来ないかと思った

in 備忘録 on 2016年11月21日

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『この世界の片隅に』

映画『この世界の片隅に』(原作/こうの史代、監督/片渕須直)を観ました。私は1988年の『火垂るの墓』『となりのトトロ』2本立てをロードショーで観ましたが、そのときの感動に近いものを感じています。2作品を同時に観て伝わるものが、『この世界の片隅に』に込められていると思いました。それも、これまでにない手法で。

大手ではない東京テアトル配給のためスクリーン数が少なく、主演の声優を務めるのん氏(本名・能年玲奈)の事情でマスコミの扱いも限られているようですが、この素晴らしい作品がヒットすることを願っています。新谷真弓氏(ナイロン100℃)も重要な役で、舞台となった広島出身のため、全配役の広島弁ガイド収録を担当しています。日本の映画史に残る傑作を、ぜひ映画館でご覧ください。

『この世界の片隅に』はクラウドファンディングの「Makuake」で3,374人から3,912万円を集め、パイロットフィルム制作や出資先への説得材料となりました。1万円以上の支援者がエンドロールでクレジットされる様は、まさに感動です。この映画がクラウドファンディングを一般に広め、しいては日本に寄付文化を根付かせるきっかけにならないかと思います。

このクラウドファンディグで思ったのは、演劇の前売とはなんだろうということです。まだ形になっていない演劇の前売とは、相手のことを知り、その才能を信じることではないかと思いました。だとしたら、演劇を宣伝して前売券を買ってもらうということは、クラウドファンディグと同じ姿勢で臨むことが必要になるのではないでしょうか。そのツイートを再録しておきます。

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