3年分のマンスリーブロック予定表があるスケジュール帳を初めて見つけた

カテゴリー: TIPS オン 2024年10月9日

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【2025年版】 A4 3年ダイアリー AFF-51-BK (ブラック)

演劇制作者の場合、常に2年先の予定を意識しながら計画を立てていると思います。そのためスケジュール帳も3年先まで見通せるものが望ましく、2025年後半には2027年後半のことを考えているので、2025年に必要なのは2025・2026・2027年の3年間の予定表ということになります。

けれど、市販の紙の手帳では、3年間の予定表が入っているものは見たことがありませんでした。3年連用日記や5年連用日記など、日記タイプのものはあるのですが、手帳と同じ見開きマンスリーブロックが3年分入ったものはなかったと思います。

クラウドサービスやスマホのスケジュールアプリでも数年先のスケジュールは管理出来ますが、紙の場合は一覧性が高いです。前後の月を見比べながら検討することもたやすい。まだ予定が確定していない先の予定を仮で書き込んで調整していくことも、紙のほうがやりやすいと思います。チームなどでスケジュール共有するならクラウドサービス一択ですが、中長期のざっくりしたスケジュールを試行錯誤しながら組んでいくのは、紙が勝っていると感じます。

制作者に限らず、数年先のイベント、数年単位のプロジェクトを受注する業種や、長期スパンで予定を立てていく職種など、1年ごとの手帳に収まらないビジネスは数え切れないのに、なぜ複数年のマンスリーブロック予定表があるスケジュール帳がないのだろうと思っていたら、今年N.planningから「2025 NOW ON DAYS A4 3年ダイアリー」が新発売されました。

A4サイズなので手帳ではなくノートですが、これが2025・2026・2027年のマンスリーブロックになっています。ありそうでなかったレイアウトです。N.planningと言えば、常に直近3か月を表示させる卓上カレンダーがお馴染みですが、このスケジュール帳もそうした発想の延長に思えます。3年先まで印刷するので、祝日が変わるリスクはあると思いますが、こういう商品が欲しかったのです。

(2025年10月5日追記)

見開きマンスリーブロックが1か月2ページで3年分入った「ロフト限定3年連用ダイアリー」の存在を知りました。灯台下暗しです……。ネットを検索すると、2025年版(2025・2026・2027年)までは発売されていたようです。メーカーはアートプリントジャパン。以前から「3年計画ダイアリー」「3年連用ダイアリー」などの名前で、判型やデザインを変えて発売されてきましたが、今年ロフトに行っても2026年版(2026・2027・2028年)は見当たりません。

2ページに3年分のマンスリーブロックより、2ページのマンスリーブロックが3年分あるほうがよく、曜日も月曜始まりでビジネスには理想的です。需要はあると思うのですが、3年分だと手帳の売れ行きも3分の1になると思われたのでしょうか。これは販売してほしいなあ……。

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