横山旬著『午後9時15分の演劇論』第1巻(ビームコミックス)が発売になりました。『月刊コミックビーム』2020年4月号から連載が始まった作品で、17年に廃止された日本唯一の美術系夜間学部、多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科をモデルに、同学科出身の横山氏が演劇の創作過程を描くものです。ここは二子玉川近くの上野毛キャンパスにあり、そのままの姿で登場しています。近所に住む私には思い出深いものがあります。

尾崎商店『世界でいちばんやかましい音』

関西小劇場界の制作業務を請け負う合同会社尾崎商店(大阪市)が、初めて自社製作による音楽劇『世界でいちばんやかましい音』を上演します。2021年3月26日~28日に大阪市立阿倍野区民センター小ホール(大阪・阿倍野)で公演予定で、現在出演者募集中です。

名古屋市青少年文化センター「アートピア アゲンスト・コロナ公演」

名古屋市青少年文化センター(アートピア、名古屋・栄)が募集中の「アートピア アゲンスト・コロナ公演」で、提出書類に自己採点表が含まれています。他分野の審査などで目にすることはありますが、演劇の企画提案ではめずらしいと思います。

日本劇団協議会機関誌『join』97号

7月末発行の日本劇団協議会機関誌『join』97号を読みました。当然ながらコロナ禍に対する演劇界の対応一色で、芸術文化に対する支援の動き、制作者による「コロナ対策日記」、現場へのヒアリング、加盟団体へのアンケート結果、海外在住者による現地リポート(ニューヨーク、ロンドン、ベルリン、ソウル、台湾)、海外支援策まとめなど、読み応えがありました。

2017年4月にオープンしたキャパ100名の小劇場、神戸三宮シアター・エートー(神戸・三宮)の開業準備から現在までを描いた菱田信也著『芝居小屋戦記――神戸三宮シアター・エートーの奇跡と軌跡』(苦楽堂)が、今年4月に出版されました。近松門左衛門賞や読売文学賞で知られる劇作家・演出家の菱田氏が芸術監督を務め、大阪芸術大学舞台芸術学科の拠点だった「A棟」をモチーフにした劇場です。

アーツカウンシル東京「福島三部作と資金調達」

構想段階からの創作活動や創造環境整備に対するユニークな長期助成で知られる、アーツカウンシル東京「東京芸術文化創造発信助成」長期助成プログラム。採択されたプロジェクトが活動報告会を開くのも特徴で、8月19日に開催される第9回報告会では、2018~19年度に助成対象となったDULL-COLORED POP「福島三部作」が取り上げられます。

東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】活動報告会第9回「福島三部作と資金調達」

NOISE『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』

6月2日から再開した世田谷美術館(東京・砧公園)では、収蔵作品のコレクション展は開催されていますが、新型コロナウイルスの影響で作品の借用が困難になり、企画展に大きな支障が出ています。今後の「年間スケジュール」を見ても、企画展は白紙の状況です。

アーツカウンシル東京「東京芸術文化創造発信助成」は、公演だけでなく創造環境整備やその両方を組み合わせたプロジェクトも対象となるユニークな内容で、毎年採択結果に注目しています。特に創造環境整備に対する補助率が2/3に引き上げられた2015年度からは、話題となる活動が目立ってきました。

毎日新聞大阪本社版が1月4日と11日の夕刊に、特集記事「小劇場文化を支える」を掲載しました。執筆は関雄輔撮記者。

ビジネスパーソンのための文楽のすゝめ

12月9日、とても気になる本が出ました。竹本織太夫監修『ビジネスパーソンのための文楽のすゝめ』(実業之日本社)です。