毎年掲載している全国紙の演劇回顧記事ですが、今年は産経新聞が見当たりません。本日まで待ちましたが、ネットへの掲載もありませんし、G-Searchの提供する有料データベース「産経新聞記事情報」でもヒットしませんでした。文芸、漫画、美術や大阪夕刊独自の伝統芸能はありますが、演劇がないのです。産経は演劇回顧をやめたのでしょうか。飯塚友子記者の記事が読めないのは残念です。
北九州市で地域に根ざした民間劇場として知られる枝光本町商店街アイアンシアターが、レジデントカンパニーと芸術監督を廃止し、新たな運営体制で舞台芸術以外も対象としたコミュニティスペースを目指すことを5月8日発表しました。オーナー企業である光タクシーの副社長で館長も務める石橋智氏が、「新体制によせて」と題し、「誰のものでもなく、誰でも使える場所」を標榜しています。意味深な言葉です。なにがあったのでしょう。