ミシマ社編『ヨーロッパ企画の本 我々、こういうものです。』(ミシマ社)で注目すべきは、全国ツアー中の『来てけつかるべき新世界』を宣伝するリーフレットが挟み込まれていることです。もちろん、異色カンパニーの全容を紹介する書籍として興味深いのですが、制作的にはこのリーフレットが重要です。よく文庫本に挟み込まれている往復はがきと同じサイズのリーフレットで、開くと全国ツアーの日程と問い合わせ先が紹介されています。

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ヨーロッパ企画の本 我々、こういうものです。

ヨーロッパ企画(本拠地・京都市)の全体像を紹介する単行本『ヨーロッパ企画の本 我々、こういうものです。』が、9月17日発売されます。独自の経営で知られる自由が丘の出版社・ミシマ社が版元で、同社自身による編集です。同社京都オフィスとの共同企画だそうです。

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WOWOWが提供する演劇情報ポータル「エンタステージ」が、ヨーロッパ企画の魅力を分析しています。前編では彼らの発想の原点である物語性より企画性の重視、後編ではカンパニー全体が映像プロダクション的機能を持つことの優位性を説明しています。

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