まだチラシの現物は入手していませんが、横山拓也氏(iaku)が劇団俳優座に書き下ろす『首のないカマキリ』(5/18~6/3、東京・俳優座稽古場)の宣伝美術が、デザイナーは異なるのに、iakuのチラシテイストを踏襲しています。めずらしい事例なので記しておきます。
私が2016年で最も印象に残ったチラシは、iaku『車窓から、世界の』です。 ※画像は「CoRich舞台芸術!」の拡大版にリンクしています。
長年付き合いのあるデザイナーが別にいるのに、架空の公演という設定でチラシのデザインをさせてくれないかと、「iaku」(本拠地・大阪府吹田市)代表の劇作家・横山拓也氏に頼み込んだ関西のデザイナー5名がいました。架空の公演『クローゼット』の戯曲を書いてもらい、「エーヨンオアビーゴ」というグループ名で、エーヨンオアビーゴ 5人の演劇チラシ展「今日、この5人が横山拓也の脚本をデザインするなら。」を昨年4月にOZC GALLERY(大阪・梅田)で開催したのです。