昨年11月、映画『この世界の片隅に』のエンドロールで流れたクラウドファンディングのクレジットに感動して以来、演劇にとっての最高のリターンはなにかを考え続けています。

演劇も本番を撮影し、DVD化される際にクレジットを入れることは可能ですが、ライブこそが魅力の舞台芸術なら、もっと違う体験型のリターンがあるように感じます。

公演企画書とは、第三者に自分たちが何者なのか、どのような作品を上演するのか、それによって世の中にどんな影響をもたらすのかを、わかりやすく伝えるものです。そしてそれを読んだ相手が、それぞれの立場で企画のために協力してくれる説得力を備えていなければなりません。

『この世界の片隅に』

映画『この世界の片隅に』(原作/こうの史代、監督/片渕須直)を観ました。私は1988年の『火垂るの墓』『となりのトトロ』2本立てをロードショーで観ましたが、そのときの感動に近いものを感じています。2作品を同時に観て伝わるものが、『この世界の片隅に』に込められていると思いました。それも、これまでにない手法で。

にしすがも創造舎

演劇は媒体に保存されず、消えていくのが美学の表現です。同時代の人間の胸に迫りますが、一方でなんらかの記録に残したいという思いにかられることがあります。演劇人にとって、演劇のアーカイブは永遠のテーマかも知れません。

「カシューナッツ12帖演劇祭」

ゼロソー(本拠地・熊本市)が2015年に設立したアトリエ「花習舎」(熊本・健軍)で、昨秋から開催されている「カシューナッツ12帖演劇祭」。第1回は東京・福岡からの参加を含め、5団体23ステージが行なわれました。第2回は東京・北九州からの参加を含め、4団体で10月末~11月第3週に予定されています。アトリエ設立から演劇祭開催までの経緯は「mola!」が詳しいです。

mola!「花習舎・『カシューナッツ』インタビュー」

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日本の演劇・舞踊界において、アーティスト・芸術団体に対する渡航費用の助成制度はありますが、評論家にはありません。研究者の調査研究に対する助成はありますが、現場と向き合う評論家に対する行動費の助成はないと思います。評論家の多くが本業を別に持ち、その収入を充てて取材活動をしているのが現状です。

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建築家M

関西のカンパニーを対象にしたクラウドファンディングサイト「舞台裏のネコ」の第1弾として、下鴨車窓『建築家M』3都市ツアーが支援募集中です。

各種クレジット、リハーサルへの招待、演出家・田辺剛氏による1日演技指導など、支援額(ポイント)に応じた特典がバラエティに富んでおり、参考になると思います。

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大阪市のシステム開発会社、株式会社ジジ・クラウドが、関西のカンパニーを対象にしたクラウドファンディングサイト「舞台裏のネコ」を3月1日プレオープンしました。

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