これまでのチケットレス票券管理システムは、
- バーコードやQRコードを携帯電話やスマートフォンに表示、あるいは紙にプリントアウト。
- 受付で専用アプリやスキャナで読み取る。
という流れでしたが、この方式だと大人数が開演直前に入場するイベントでは実用に耐えないとの指摘があります。処理スピードに加え、管理アプリはネットに接続されていないと使えないため、地下の劇場では通信環境を整える必要があります。
仙台の鈴木拓氏が昨年設立したboxes Inc.のサイトにある「ごあいさつ」が素敵です。せんだい演劇工房10-BOXに取締役が集まった写真を背景に、法人化に至った思いが書かれています。
2012年3月に発行された映画専門大学院大学紀要『Cre Biz クリエイティブ産業におけるビジネス研究』7号に、社会人入学した木原未緒氏の論文「小劇場演劇の課題と可能性――劇団チャリT企画ケーススタディ――」が掲載されています。木原氏は映画興行・配給会社のティ・ジョイ勤務ですが、この取材がきっかけで、11年からチャリT企画の製作集団「team.CTK」に制作者として参加しています。
北尾トロ責任編集の雑誌『季刊レポ』が、6月16日ごろから発売される12号で、2002年に解散したカクスコの現在を訪ね歩く「劇団カクスコ 11年後のカーテンコール」を掲載します。筆者はカクスコの大ファンだったというサッカーライターの海江田哲朗氏。長期取材による労作とのことで、前後編に分けての掲載です。
6月6日にサンシャイン劇場で初日を迎えたアトリエ・ダンカン『冒険者たち』で、舞台の張り出しにより、配券された最前列部分がないトラブルが発生しました。
「第1回せんだい短編戯曲賞」最終候補作品が発表されました。上演時間60分以内を目安とした短編が対象です。候補作品は期間限定でPDF公開されていますので、この機会にダウンロードをオススメします。
当初は2012年11月発行とされていた徳永京子+藤原ちから著『演劇最強論』(飛鳥新社)ですが、発行時期がずるずると延び、ネット書店から5月27日に下記案内が届いて、申し込んでおいた予約がキャンセルとなりました。
イキウメ『獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)』をシアタートラムで5月29日拝見しました。2008年の『図書館的人生 vol.2 盾と矛』で上演された短編『瞬きさせない宇宙の「幸福」』を長編化、2時間10分の作品となりました。(下)とありますが、全くの単独作品で、(上)を観ている必要はありません。