先日、「映画専門大学院大学サイトがあるうちに、チャリT企画の動員を詳細に分析した木原未緒氏の論文をダウンロードしておこう」を書きましたが、その中で私は、
この規模のカンパニーで具体的な数字がここまで公表されるのは、ネット上の資料では初めてではないかと思います。
と紹介しました。つまり、ネット以外の文献では具体的な数字が公表されているものがあるのです。その筆頭が、木原氏も注釈で挙げている加藤昌史著『拍手という花束のために』(ロゼッタストーン、2005年)でしょう。
6月21日に発表された訃報です。小劇場系の俳優が多数所属するプロダクション、豪勢堂の横井豪社長が、病気のため6月14日に急逝されました。まだ48歳の若さでした。
6月21日~23日に開催されている赤羽ひろみ氏(ゴーチ・ブラザーズ)の個人企画「Next Producers Camp 2013 in 新潟」(NPC)にぶつける形で、斎藤努氏(ゴーチ・ブラザーズ)が「Previous Producer Camp 2013 in Tokyo」(PPC)を新宿で開いています。
<PPC2013 in Tokyo>6/22(土)20:30〜6/23(日)8:00までPPC行ないます。参加資格は30代以上の舞台制作者、20代でNPCに選抜されなかった、予定の関係で参加できなかった方。場所はとりあえず20:30からは新宿を予定してます!DM、RTください!
— 斎藤 努 saito tsutomu (@saitotsutomu) June 22, 2013
これまでのチケットレス票券管理システムは、
- バーコードやQRコードを携帯電話やスマートフォンに表示、あるいは紙にプリントアウト。
- 受付で専用アプリやスキャナで読み取る。
という流れでしたが、この方式だと大人数が開演直前に入場するイベントでは実用に耐えないとの指摘があります。処理スピードに加え、管理アプリはネットに接続されていないと使えないため、地下の劇場では通信環境を整える必要があります。
仙台の鈴木拓氏が昨年設立したboxes Inc.のサイトにある「ごあいさつ」が素敵です。せんだい演劇工房10-BOXに取締役が集まった写真を背景に、法人化に至った思いが書かれています。
2012年3月に発行された映画専門大学院大学紀要『Cre Biz クリエイティブ産業におけるビジネス研究』7号に、社会人入学した木原未緒氏の論文「小劇場演劇の課題と可能性――劇団チャリT企画ケーススタディ――」が掲載されています。木原氏は映画興行・配給会社のティ・ジョイ勤務ですが、この取材がきっかけで、11年からチャリT企画の製作集団「team.CTK」に制作者として参加しています。
北尾トロ責任編集の雑誌『季刊レポ』が、6月16日ごろから発売される12号で、2002年に解散したカクスコの現在を訪ね歩く「劇団カクスコ 11年後のカーテンコール」を掲載します。筆者はカクスコの大ファンだったというサッカーライターの海江田哲朗氏。長期取材による労作とのことで、前後編に分けての掲載です。
6月6日にサンシャイン劇場で初日を迎えたアトリエ・ダンカン『冒険者たち』で、舞台の張り出しにより、配券された最前列部分がないトラブルが発生しました。
「第1回せんだい短編戯曲賞」最終候補作品が発表されました。上演時間60分以内を目安とした短編が対象です。候補作品は期間限定でPDF公開されていますので、この機会にダウンロードをオススメします。