大阪府都市魅力創造局の新規事業として、「平成29年度大阪府ナイトカルチャー発掘・創出事業補助金」が募集中です。
今年5月1日、「札幌観劇人の語り場」というサイトがオープンしました。「演劇人」ではなく「観劇人」のためのサイトです。合議制による運営で、「観客発信メディアWL」の札幌版といった印象です。
あひるなんちゃら(本拠地・東京都)では「舞台音声販売」をしています。2013年の『ギプス不動産』から始めたもので、各ステージで上演した本番の音声を収録し、MP3形式で終演直後に販売するもので、最新チラシによると「わりと好評」とのこと。帰り道に聴くと格別のようです。
東京で昨年結成された劇作家によるプロデュース団体「ブラシュカ」。2回のリーディング公演を経て、現在初めてとなる本公演『そでふりあうも』を上演中です(7/12~7/17、東京・シアターブラッツ)。「こりっちアワード2010」グランプリを受賞した劇団競泳水着『りんごりらっぱんつ』を上野友之氏本人が改稿して他の演出家に委ねるもので、興味深い試みだと思います。
6月30日をもって個人による更新終了を発表していた公演情報サイト「Daily Fringe Guide Osaka」の運営引継先が、「観劇三昧」を運営する株式会社ネクステージ(大阪市)であることが6月16日発表されました。
ネスクテージ(大阪市)が運営する演劇グッズのリアル店舗「観劇三昧」。大阪・日本橋と東京・下北沢にありますが、両店舗とも広いスペースを備え、トークイベントなら充分開催可能です。下北沢店は今年1月のグランドオープンイベントとして、アマヤドリがパフォーマンスを実施したほどです。
5月1日発行の一般社団法人日本演出者協会機関誌『ディー』17・18号(合併)が、「公演の際に《チラシ》は必要だと思いますか? それとも不要だと思いますか?」というアンケート結果を掲載しています。
昨年11月、映画『この世界の片隅に』のエンドロールで流れたクラウドファンディングのクレジットに感動して以来、演劇にとっての最高のリターンはなにかを考え続けています。
演劇も本番を撮影し、DVD化される際にクレジットを入れることは可能ですが、ライブこそが魅力の舞台芸術なら、もっと違う体験型のリターンがあるように感じます。