「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター支援事業」(EPAD、Emergency Performing arts Archive + Digital theatre)で対を成す、EPADポータルサイトと早稲田大学演劇博物館「Japan Digital Theatre Archives」(JDTA)。このうち、EPADポータルサイトはデジタルアーカイブの楽しみ方を紹介する機能も持っていますが、「よみもの」メニューに連載されている「ごっこめし」がユニークなのでご紹介します。
テアトル・エコー執行役員で演劇制作部長だった白川浩司氏が1月末で退職された。白川氏は新劇界を代表する制作者だが、小劇場演劇にも造詣が深く、その縁で私も一緒に飲ませていただいた。演劇のジャンルを軽々と超える行動力には、いつも刺激を受けていた。心からお疲れさまと言いたい。
コロナ禍の一年を各紙がどう伝えるか、注目の年間回顧記事が出揃いました。
関西小劇場界の制作業務を請け負う合同会社尾崎商店(大阪市)が、初めて自社製作による音楽劇『世界でいちばんやかましい音』を上演します。2021年3月26日~28日に大阪市立阿倍野区民センター小ホール(大阪・阿倍野)で公演予定で、現在出演者募集中です。
名古屋市青少年文化センター(アートピア、名古屋・栄)が募集中の「アートピア アゲンスト・コロナ公演」で、提出書類に自己採点表が含まれています。他分野の審査などで目にすることはありますが、演劇の企画提案ではめずらしいと思います。
2017年4月にオープンしたキャパ100名の小劇場、神戸三宮シアター・エートー(神戸・三宮)の開業準備から現在までを描いた菱田信也著『芝居小屋戦記――神戸三宮シアター・エートーの奇跡と軌跡』(苦楽堂)が、今年4月に出版されました。近松門左衛門賞や読売文学賞で知られる劇作家・演出家の菱田氏が芸術監督を務め、大阪芸術大学舞台芸術学科の拠点だった「A棟」をモチーフにした劇場です。