まだチラシの現物は入手していませんが、横山拓也氏(iaku)が劇団俳優座に書き下ろす『首のないカマキリ』(5/18~6/3、東京・俳優座稽古場)の宣伝美術が、デザイナーは異なるのに、iakuのチラシテイストを踏襲しています。めずらしい事例なので記しておきます。
劇団6番シード(本拠地・東京都豊島区)の票券管理団体である合同会社劇団6番シード群馬事務所(群馬県太田市)が、4月24日~29日にフリースペース「犀の穴」(東京・十条)で開催する「舞台制作講座」が来週に迫りました。公演に付随したインターンシップではなく、講座のためだけに劇場を使うのは非常にめずらしく、記録に残す価値があると考えます。
青年団が、ロングランを予定している次回本公演『日本文学盛衰史』(6/7~7/9、東京・吉祥寺シアター)からチケット販売方法を変更します。
2016年に活動拠点を東京から仙台に移した演劇企画集団LondonPANDAが、16年10月から多彩な講師を招き、俳優養成ワークショップ「舞台の入口」を開催しています。途切れることのない毎月の開催で、東京の人気演出家・俳優を招いての講座は、仙台で大きな刺激になっているのではないでしょうか。
全国紙の2017年演劇回顧記事が出揃いました。朝日、毎日、日経は会員登録が必要です。読売は15年からネットでの回顧記事公開をやめています。社説と同様、回顧記事こそ新聞の見識を示すものとして、ネットで公開すべきだと思うのですが。
一般社団法人日本演出者協会機関誌『ディー』19号が民間小劇場特集であることを書きましたが、連載している「アンケート【演出者の仕事】」では、こんな設問をしています。
「演出家育成のためのワークショップを開催するとしたら、あなたはどんな風にデザインしますか?」
11月1日発行(配布は11月末から)の一般社団法人日本演出者協会機関誌『ディー』19号は、民間小劇場特集です。
特別対談「ぼやく
札幌市教育文化会館の名物職員として、弦巻啓太氏(弦巻楽団代表)と「札幌ハプニング」を仕掛け、札幌演劇界を大いに盛り上げた山下智博氏が中国へ移住して5年。中国版ニコニコ動画「ビリビリ動画」で注目を集め、いまや「中国で一番有名な日本人」と言われるようになりました。
2016年3月~4月に、音楽劇『想稿・銀河鉄道の夜』で東京・東北ツアーを行なった「TOHOKU Roots Project」。東北出身の演劇人が集まったプロデュース公演の一つだと思っていましたが、16年9月に法人化&カンパニー化し、一般社団法人東北ルーツプロジェクトになったと知ったとき、その本気度が伝わりました。