この記事は2015年2月に掲載されたものです。
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制作者が継続的・発展的に舞台芸術界で働く環境を整備する「NPO法人Explat」が設立認証申請中
Next(ネビュラエクストラサポート)が1月30日に開催した制作塾オープンサロン「学生座談会+α 卒業後も舞台制作に関わるために」を、「いちばん意義がある」企画として紹介しましたが、これを発展させたNPO法人が設立認証申請中です。
人材育成と労働環境整備のための中間支援組織「Explat」という名称で、Next内に事務所を置き、2月3日に東京都へ設立認証申請をしました。東京都NPO法人ポータルサイトで申請書が縦覧中ですので、その設立趣意書を見るのがいちばん詳しいと思います。
東京都NPO法人ポータルサイト
※[申請法人・団体情報]⇒[認証申請法人]⇒[特定非営利活動法人 Explat]
理事長はF/T14制作チーフの植松侑子氏、副理事長はNextの藤原顕太氏で、財務、法務、経営の専門家も理事に名前を連ねています。
「Next舞台制作塾」の2014年11月開催分から、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)とANJ(NPO法人アートネットワーク・ジャパン)が提携していますが、これがExplatの先行プログラムだったようです。事業計画書によると、16年度から会員登録による本格的なマッチング事業を開始する予定です。
2月11日には「TPAM in Yokohama 2015」で活動紹介と意見交換の場が設けられました。セゾン文化財団2015年度助成事業のパートナーシッププログラム(創造環境整備)にも採択されています。
制作者の職能を確立し、舞台芸術にかけがえのない存在として、その能力を発揮出来る環境づくりを目指していただきたいと思います。