この記事は2015年7月に掲載されたものです。
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旗揚げ10周年を迎える柿喰う客が動員10万人を目指すと宣言、過去作品の無料公開・全国の演劇部支援も開始
柿喰う客が7月7日に公式サイトをリニューアルし、動員10万人を目指すことを宣言しました。
2006年1月に正式に劇団化した同カンパニーは(それ以前は中屋敷法仁氏の個人プロデュース)、16年1月に10周年を迎えますが、そこで「ある強い思い」が湧き上がったそうです。中屋敷氏の宣言文です。
「柿喰う客の舞台を10万人のお客様に届けたい」
お客様の人生をさらに楽しくする為に、
演劇文化の豊かな発展の為に、柿喰う客は「観客動員数10万人」を目指します。
何年かかるかわかりません。どこまでやれるかわかりませんが、
新たな目標に向かい、挑戦し続けます。
「となりの柿喰う客」と題し、過去作品の戯曲PDF無償ダウンロード、YouTube「柿喰う客チャンネル」で高画質の全編無料公開も開始しました。
著名戯曲の積極的なPDF公開は、ままごと「戯曲公開プロジェクト」、アマヤドリ「DRAMA(公開戯曲集)」、編集者の岡野宏文氏が運営する戯曲ダウンロードサイト「虚空文庫」などに続くものです。
全国の演劇部・サークルを支援する「めこちゃん宅配便」も開始。公演資料を無料で送付するほか、メンバーが直接訪問してのワークショップも可能としています。
エンタテインメント系の王道を行くカンパニーとして、ぜひ高みを目指してほしいと思います。