この記事は2015年8月に掲載されたものです。
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関西Best Act「2015年上半期のBest Act」でMONO『ぶた草の庭』が初ベストワン、旧「関西ベストアクト」ベストワン『きゅうりの花』の続編的作品で17年ぶりの奇遇

カテゴリー: 備忘録 オン 2015年8月9日

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MONO『ぶた草の庭』

観客がトークバトル形式で半期ベスト3を決める「関西Best Act」の「2015年上半期のBest Act」が7月26日に開催され、ベストワンは作品部門がMONO『ぶた草の庭』、役者部門が大石英史氏(劇団壱劇屋『Windows5000』他)になりました。

MONOは、「関西Best Act」が始まった1998年上半期に投票形式で『きゅうりの花』がベストワンになっていますが、2008年に現在のトークバトル形式になってからは初のベストワンです。詳しい選考過程は演劇ライターの吉永美和子氏が「ぴあ関西版WEB」に寄稿しています。

物語の内容は直接リンクしませんが、土田英生氏にとって『ぶた草の庭』は『きゅうりの花』の続編的な存在で、植物をタイトルにしたのもそのためだそうです(公演特設サイト「土田英生インタビュー」より)。両作品が「関西Best Act」ベストワンになるとは、奇遇ですね。

「関西Best Act」の前身は、関西演劇ポータルサイトの草分け的存在だった「キタで芝居を見る」の名物企画「関西ベストアクト」。これが08年からトークバトル形式になりました。吉永氏は「キタで芝居を見る」時代からオススメ担当でした。

fringe blog「ビブリオバトルの手法を小劇場演劇のオススメに使えないだろうか、不確実な演劇のプレビュー記事より個人的な思いを込めたプレゼン合戦のほうが参考になるのでは」でも書きましたが、「関西Best Act」選考模様のYouTube配信、今後半年の観るべきカンパニーも発表希望です。

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