日本劇団協議会機関誌『join』アンケート特集「私が選ぶベストワン2021」、演劇評論家・記者・ライターの関心をこれで知ろう

カテゴリー: 備忘録 オン 2022年4月23日

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日本劇団協議会機関誌『join』102号

毎年恒例のアンケート特集「私が選ぶベストワン2021」を掲載した日本劇団協議会機関誌『join』102号が届きました。今回は87名が回答しています。私の寄せた内容はこちらです。

得票数で2桁以上の支持を集めたのは、演出家で上村聡史氏(世田谷パブリックシアター『森 フォレ』、フジテレビジョン+産経新聞社+サンライズプロモーション東京『Oslo』、新国立劇場『斬られの仙太』、東宝『ガラスの動物園』)(10票)、スタッフで長田佳代子氏(7作品の舞台美術を担当)(11票)、団体で彩の国さいたま芸術劇場及びさいたまゴールド・シアター(12票)、ノンジャンルで歌舞伎座『桜姫東文章』(11票)でした。

団体の12票は、活動終了したさいたまゴールド・シアター、さいたまネクスト・シアターへの長年の評価で、全項目を通して最多となりました。注目はノンジャンルで、この項目は作品、俳優、スタッフなどのベストワンではないけれど、どうしても記録に残したい作品や取組を挙げる方が多く、私もその観点で選んでいます。このため、通常はバラバラの内容になり、2桁以上も票がまとまることはありません。まとめを書かれたみなもとごろう氏によると、「この項目では今までで最も注目された作品ではないか」とのことです。

昨年も書きましたが、この「私が選ぶベストワン2021」と、AICT(国際演劇評論家協会)日本センター『シアターアーツ』(晩成書房)に掲載されている会員アンケートは、演劇評論家・記者・ライターなどの個人ごとの評価が公表され、幅広い内容が挙げられています。世の中の演劇評論家・記者・ライターが、演劇賞を受賞するような作品を全員一致で推しているのではなく、よいと思うものは人それぞれだということが具体的にわかります。

つくり手もこの二つを見て、自分たちの作品に興味を示しそうな方に案内を送るのがよいと思います。知名度が低い作品を挙げている方は、普段から広くアンテナを張っていることがわかり、若手カンパニーにも関心を持ってもらえるかも知れません。いま私が招待状を送る立場なら、この二つを分析してリストをつくると思います。『join』の入手方法はこちら。

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