この記事は2013年6月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。
徳永京子+藤原ちから著『演劇最強論』はどうなってしまったのか
当初は2012年11月発行とされていた徳永京子+藤原ちから著『演劇最強論』(飛鳥新社)ですが、発行時期がずるずると延び、ネット書店から5月27日に下記案内が届いて、申し込んでおいた予約がキャンセルとなりました。
ご予約いただきました下記商品について「発売時期が未定となった」旨の連絡が出版社からございました。
このため誠に勝手ながら、弊社にてご予約をキャンセルさせていただきました。
ご了承くださいますようお願いいたします。・商品名 :演劇最強論
4月9日に宮沢章夫氏からこんなTwitterがあったので、逆にそろそろ発行かと思っていたのですが……。
「演劇最強論」はまだ未刊だと、ライターの徳永さんや藤原君たちに教えてもらった。ことによると、僕が遅れていたので刊行できなかったのではないか。だとしたら、ほんとに申し訳ない。で、あと「演劇最強論」は、現在形の演劇について網羅されただろう本、面白いにきまっている。
— 宮沢章夫さん (@aki_u_ench) 2013年4月10日
表紙のデザインや詳細な内容が公開され、ISBNコードも付与しているので、単に工程上の遅れかと思っていたのですが、それ以上の理由が発生したのでしょうか。ポストゼロ年代の小劇場演劇ガイドブック決定版になる予感がした本書ですが、現在どうなっているのか、関係者から情報が欲しいところです。
(2013年6月17日追記)
8月31日発売予定としてアマゾンで予約再開されています。