【手売りや若手の販売難易度を考慮して補正版掲載】京都・神戸・福岡で300人動員することは東京で1,100人動員することに相当する、500人動員することは2,900~3,000人動員することに相当する(主要都市換算表あり)

in TIPS on 2015年10月19日

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8月3日に掲載した主要都市と東京23区を比較した動員数換算表ですが、コメント欄でNPO法人FPAPの高崎大志さんとやりとりした内容を踏まえ、補正したものを掲載します。拡大可能にしてほしいというご意見をいただいたので、今回はクリックで大きくなるようにしました。

換算表

これまでは、2015年7月1日現在の推計人口による比率を単純に掛けたものでしたが、200人までは身内客への手売りで可能なため、地域差なしとしました。それを超えると一般客にも販売が必要になりますが、全国的に若手カンパニーのチケット最低価格が上昇し、元々安価だった地域ほど売りづらい状況になっていると推察されます。

例えば、京都の若手カンパニーだと10年前は前売1,000円前後のところが散見されましたが、現在は前売2,000円前後が目につきます。きちんと劇場契約し、外部スタッフを起用するには当然のことですが、それに比例してチケットの販売難易度が上がったのは事実でしょう。首都圏は若手でも元々それなりの価格だったので影響ありませんが、安価だった地域はこれを考慮し、東京・横浜に対して大阪・名古屋・札幌を1.2倍、その他の地域を1.5倍の販売難易度とします。これによる計算式は次のとおりです。

(動員200人まで)
手売りで達成可能なため、人口による地域差なし

(動員300人を超えると)
手売り200人+(一般販売分×販売難易度×東京23区との人口比)
※福岡で500人動員する場合:手売り200人+(一般販売分300人×販売難易度1.5×人口比6.03)=2,914人

つまり、福岡で若手カンパニーが500人動員するのは、東京で2,914人動員することに相当することになります。

仙台で無名の若手カンパニーが1,000人動員したというニュースがあったとします。首都圏の人は「ふーん、それがどうした」と思うかも知れませんが、この換算表を見ると、仙台の1,000人は東京なら10,498人動員することに相当します。つまり、東京でいきなり1万人以上動員したことと同じなのです。そうした感覚で、地域の動員数を見る必要があると思います。

なお、これはあくまで知名度の低い若手カンパニーの場合の換算表です。知名度が上がると、逆に地元アーティストとして東京より売りやすい逆転現象が起きることもあります。

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