この記事は2016年1月に掲載されたものです。
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Twitter用に「小劇場とは」を140字で説明してみる
Twitter用に「小劇場とは」を140字で説明してみました。元々はC案なのでしょうが、制作者視点だとA案、観客視点だとB案が実感に近いのでは。
【140字で:A案】小劇場とは、概ね300席未満の劇場自体を指すほか、演出家主体の作品を個人客ベースに上演する形態を指す。演出家が小劇場で旗揚げすることが多く、劇場規模=公演形態と認知されるようになった。このため観客が増えて大劇場で上演するようになっても、形態上は小劇場系と呼ぶ。
— fringe (@fringejp) 2016, 1月 21
【140字で:B案】小劇場とは、劇場規模に関わらず、演出家主体に創作された作品を個人客が自由に楽しめる環境自体を指す。既存の演劇の枠組みに対抗しても使われる。演出家を中心とした組織が学生時代から続くことも多く、大劇場で上演してもポリシーが維持されているなら、それは小劇場系と呼ぶ。
— fringe (@fringejp) 2016, 1月 21
【140字で:C案】小劇場とは、狭義は劇場サイズだが、広義は劇場の大小ではなく、アングラを原点とするサブカルチャーとしての演劇表現を指す。現在はマスコミ活動も増えて元々の意味は薄れているが、演出家主体の組織・作品や公演形態が維持されている場合は、既存演劇と区別して小劇場系と呼ぶ。
— fringe (@fringejp) 2016, 1月 21
その後、こんなやりとりもありました。
商業演劇の場合、興行主の存在、スターシステムの採用、団体営業などが「既存の枠組み」だと思います。キャパシティは例外も多く、絶対的な要素ではないと感じます。 https://t.co/xv65pE5TjX
— fringe (@fringejp) 2016, 1月 22