この記事は2016年2月に掲載されたものです。
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ネクステージ(観劇三昧)にも投資するPE&HRの協賛で「CoRich舞台芸術まつり!2016春」が復活、制作賞も新設

カテゴリー: 備忘録 オン 2016年2月1日

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「赤字体制のままフェスティバルを継続開催することは困難であると判断」し、2015年春開催を休止した「CoRich舞台芸術まつり!」が、16年は復活しました。2月8日14時締切でエントリー受付中です。

CoRich舞台芸術!「CoRich舞台芸術まつり!2016春」

状況を改善するため「CoRichチケット!」を15年1月から有料化、ベンチャー企業へのファンドを行なうPE&HR株式会社の協賛を得ることで実現したようです。審査員にはPE&HR代表取締役の山本亮二郎氏も加わっていますが、PE&HRは15年9月に「観劇三昧」を運営する株式会社ネクステージへ投資を行ない、山本氏が社外取締役に就任しています。PE&HRが媒介となって、両社が関係性を深めていく可能性もあるのではないでしょうか。

「CoRich舞台芸術!」は国内最大級の公演情報データベースですから、これにネクステージが持つチケット決済やオンデマンド配信の機能が融合すれば、マネタイズが可能になってくるのではないかというのは、投資家なら誰もが考えることだと思います。

「CoRich舞台芸術まつり!2016春」では、これまでの作品・俳優の賞に加え、「制作賞」「最多クチコミ賞」が新設されました。制作領域を評価する演劇賞がまだまだ少ない中、制作者にとって励みになると思います。

気になるのは、概要ページ「CoRichからのお願い」末尾に書かれている次の文章。

生まれては消えていく舞台芸術のホットなデジタル・アーカイブとして、ポータルサイト運営の継続を目指します。

CoRich舞台芸術!「CoRich舞台芸術まつり!2016春」概要

継続を「目指します」ということは、継続自体が決して容易ではないということを意味していると思います。

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