この記事は2015年2月に掲載されたものです。
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劇評サイト「ワンダーランド」が3月末で活動休止を発表、編集スタッフ間では新しい活動へ移行の動き
2月11日、劇評サイト「ワンダーランド」が3月末で活動休止することを発表しました。主な要因は財政事情とのこと。組織としてのワンダーランドは2015年末まで存続し、積み残しの課題に取り組めるかどうかなどを検討するそうです。
編集スタッフのあいだでは、新しい活動を始める動きが出ているそうで、ワンダーランド代表の北嶋孝氏は、「ワンダーランドを惜しむ気持ちがあるとしたら、新しい活動への注目と支援に切り替えていただけないでしょうか」としています。
サイトでの劇評掲載開始が04年6月、週刊メールマガジンの発行が04年7月からで、劇評や企画記事は合計1,750本以上、メールマガジンは創刊準備号+429号に達しています。10年半あまりの活動で、多彩な劇評のみならず、タイムリーなインタビュー記事で小劇場演劇に不可欠な存在になっていたと思います。まずは、お疲れさまでした。
メールマガジン429号の編集後記によると、「ワンダーランド」では近々「10年私史」(仮題)を連載するそうで、休止の決断に至った詳しい事情はそちらに書かれるようです。