仙台市地下鉄東西線開業でせんだい演劇工房10-BOXの夜公演環境が劇的に改善、もう帰りのバスを気にする必要がなくなった

in 備忘録 on 2015年12月12日

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仙台市地下鉄東西線が12月6日に開業し、「卸町駅」が出来たことで、仙台を代表する稽古場施設兼小劇場「せんだい演劇工房10-BOX」の交通の便が格段によくなりました。

10-BOXのオープンは2002年6月ですが、05年2月に私が制作ワークショップで訪れたとき、現在工房長の八巻寿文氏は「地下鉄が出来れば状況は大きく変わる。そのときに備え、準備していかなければならない」という趣旨のことを言われました。

よそ者の私は「そのうち地下鉄が出来るのか」程度の気持ちで聞いたのですが、この時点では事業認可が下りていただけで、実際の本体工事は07年着工、東日本大震災で半年遅延して今月開業となりました。八巻氏は10年先のことを見据えて発言していたのです。

稽古場施設としてスタートした10-BOXが目指したのは劇場化で、改修と建築確認申請をやり直し、07年10月に法的な劇場として認可されました。仙台市の繁華街にあった「GalleryOneLIFE」が消防法の指摘を受け、会場変更に追い込まれたのを引き継ぐ形となり、奇跡のようなタイミングだったと思います。

fringe「せんだい演劇工房10-BOXが法的に劇場化、長期公演実現可能に」
fringe「仙台・衝劇祭2007が改修工事のため急遽会場変更」

これまで10-BOXへのアクセスは、JR仙石線の各駅から徒歩25分かかるため、市バスが一般的でした。バス停は徒歩3分のところに「卸町10-BOX前」があり、仙台駅前から系統によって約12~21分ですが、本数が毎時1~3本程度でした。夜公演になると帰りのバスがないので、徒歩10分の「卸町二丁目」から乗る必要があり、仙台駅前まで約13分でした。どちらのバス停を使っても、バス+徒歩で仙台駅から25分以内なので、時間的には遠くないのですが、本数が限られること、往復でバス停が違ったり、渋滞があると時間が読めない点がネックでした。特に夜公演の帰りが厳しかったと思います。

これが東西線開業に伴い、徒歩10分のところに「卸町駅」が出来、仙台駅から約9分になりました。土日祝も含め毎時8本程度のダイヤで、卸町発の仙台方面終電は平日が24時02分、土日祝が23時50分です。これは10-BOXの夜公演の環境を劇的に変えることでしょう。

せんだい市バス・地下鉄ナビ「時刻表検索」

なお、東西線開業に伴って市バスは大幅に縮小されましたので、バスを利用される方は充分ご注意ください。状況が全く変わりましたので、開業前に書かれたアクセス案内は見ないほうがよいでしょう。10-BOXの新しいアクセス案内はこちらです。

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