この記事は2015年7月に掲載されたものです。
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JOE Companyが全国ツアー公演中に金沢・沖縄公演中止を発表、動員が伸びず赤字軽減のため
小野寺丈氏の個人プロデュースユニット・JOE Companyが、6月11日から全国ツアー中の『ハオト』金沢公演(7/15、石川県文教会館)、沖縄・宮古島公演(7/19、マティダ市民劇場)の中止を6月30日発表しました。中劇場を中心とした10都市公演という大規模ツアーですが、「全国的にお客様の動員が伸び悩んでおり」との理由です。
半月前に中止しても、各種キャンセル料でメリットは薄いはずですが、旅費以外の費用で配慮があったのかも知れません。中止理由としては非常にめずらしいと思います。なぜツアー開始前に予測出来なかったのかについて、小野寺氏は次のように説明しています。
東京公演は、当日券や関係者の手売りも含めて、お客様の動員が急激に伸びる場合もあり、推移を見守る必要がありました。
地方も、プロモーション時に受けた取材や収録を、なるべく公演に近い時期に出してもらう地域もあり、そこから伸びる可能性もあるので、簡単には結論は出せなかったのです。宮古島公演も、初めて伺う金沢公演も収益がプラスになるとは考えておらず、他の地域のプラス分で補うように、細かく見積もりを計算し、想定をしておりましたが、計画をしていた通りには全国的に動員が伸びなかった事が要因となってしまいました。
自信作を戦後70年の節目の年に再演すべく、過去最大の公演規模にしたようですが、それが裏目に出たようです。10会場中3会場が提携、1会場が後援となっていますが、すべて手打ち公演のようです。
ブログでは、個人プロデュースであるため中止せざるを得ない理由が吐露されています。ここまでの文章は、ちょっと目にした記憶がありません。