この記事は2016年9月に掲載されたものです。
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時間堂主宰・黒澤世莉氏が「観劇三昧」「演劇パス」を運営する株式会社ネクステージに就職

カテゴリー: 備忘録 オン 2016年9月22日

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年末での解散を8月20日発表した時間堂(本拠地・東京都北区)。

時間堂blog「時間堂からの大切なおしらせ [2016] 」

主宰の黒澤世莉氏が、株式会社ネクステージ(大阪市)に就職したことを個人ブログで報告しました。動画配信サービス「観劇三昧」、票券管理システム「演劇パス」、in→dependent theatre 2nd(大阪・日本橋)近くにある演劇グッズのリアル店舗「観劇三昧日本橋店」と通販サービス「観劇三昧物販出張所」、各種公演制作も行なっている企業です。下北沢に東京支社があり、黒澤氏は演出の仕事も続けながら、そこに週5日勤務しているとのこと。

ハンサム部ブログ「『表現者の未来のために』就職しました:株式会社ネクステージ」

ネクステージと言えば「観劇三昧」のイメージが強いと思いますが、今年5月に代表の福井学氏と直接お話ししたときは、動画配信はあくまで観劇のきっかけであり、会社としてメインの事業だとは思っていないと明言されていました。私自身は「録画された演劇作品は、観劇の記念にしかならない」と考えており、動画配信が観劇に置き換わるとは思っていません。「あくまできっかけ」ということなら、これからの新規事業を見守っていきたいと思います。

関西の小劇場関係者は、福岡のNPO法人FPAPにいた三坂恵美氏が転職していることをご存知だと思います。こうして各地から有能な人材を集めていると、そう遠くない時期にネクステージ自身のプロデュース公演が実現するのではないかと思います。それこそ「演劇パス」を浸透させる最高のプロモーションでは。

ハンサム部ブログ「会社員はべつに偉くない」

これはわざわざ書かなくても、みんなわかっていると思いますよ。特に以前から会社勤めをしている人は。演劇人は胸を張って、会社員の憧れの存在でいてください。

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