この記事は2019年1月に掲載されたものです。
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大阪アーツカウンシルが4時間半・4部構成の演劇人シンポジウム開催。現場のリアルな本音を施策に活かせるか
大阪アーツカウンシル(大阪府市文化振興会議アーツカウンシル部会)が、興味深いシンポジウムを開催します。
公開調査事業という位置づけで、表現に関わる当事者の交流・発展を目指した「大阪芸術文化交流シンポジウム」を開始し、その第1回として演劇をテーマに、4時間半の4部構成で演劇人たちが語り合います。
- 第Ⅰ部 「大阪で演劇を続けて行きたい!?」結成10年未満の劇団の理想と現実
- 第Ⅱ部 「40代まで演劇を続けてきた。その『さき』は?」大阪の演劇シーンへの展望
- 第Ⅲ部 女性の立場から考える「演劇するってどうよ」創作活動の理想と現実
- 第Ⅳ部 「世代を超えて『演劇』課題を共有できるのか」
各パートとも劇作家、演出家、俳優、制作者などが登壇し、モデレーターと共に語り合います。この手のシンポジウムは少なくありませんが、各パートのサブタイトルが非常にリアルで、現場の本音が飛び交うことは間違いないでしょう。
ここで出た課題に対し、どのような施策で応えていくのか。これは大阪アーツカウンシル自身への問い掛けになるイベントだと思います。
第1回大阪芸術文化交流シンポジウム「世代を超えて『演劇』課題を共有できるのか:現代演劇つくり手の視点から」は、1月27日に大阪府立江之子島文化芸術創造センター(大阪・阿波座)で。入場無料ですが、予約者優先で定員50名です。詳細は公式サイト参照。