この記事は2015年7月に掲載されたものです。
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京都・KAIKAが「まずは300人、お客さんを入れていただこう企画」公募

カテゴリー: 備忘録 オン 2015年7月7日

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7月1日でオープン5周年を迎えたアートコミュニティスペース「KAIKA」とアトリエ「AKIKAN」(京都・四条烏丸)。KAIKAは原則として貸館は行なわず、主催・共催のみを貫いてきました。すでに評価を得ている団体だけでなく、支援したい若手は「supported by KAIKA」として公演しています。

「supported by KAIKA」の一環として、新たに始まるのが「まずは300人、お客さんを入れていただこう企画」公募。およそ月に1週間、安価にKAIKAを提供しようというもので、キャパ60名の空間を1週間125,000円、300名達成した場合は25,000円をバックして10万円にするというものです。京都以外のカンパニーも利用可能です。

KAIKA芸術監督の蓮行氏(劇団衛星代表)が以前から掲げている数値目標は、

京都市域に専業演劇人を75人、1回の公演で1000人の観客を動員する劇団を7劇団、誕生させられるようにあの手この手を打ってみる。

KAIKAサイト「改化(KAIKA)プロジェクトに寄せて」

人口20万人につき1,000名動員出来るカンパニーを一つ存在させ、147万人の京都市なら7団体を目指すとしています。京都公演は通常600名が限界と言われており、京都だけで1,000名はハードルが高いのですが、新しもの好きで、学生の割合が高い京都のポテンシャルなら、決して不可能ではないと思います。

ぜひ、「あの手この手」を打ってみてください。

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