この記事は2014年12月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。

ヨコハマ創造都市センター次期運営団体から横浜市芸術文化振興財団が落選、「TPAM in Yokohama 2016」の動向に注目

カテゴリー: 備忘録 オン 2014年12月14日

Pocket

「BankART 1929」の旧第一銀行横浜支店を継承したヨコハマ創造都市センターは、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が運営していましたが、横浜市文化観光局の公募の結果、2015年4月より「(仮称)クリエイティブ・ポート」(運営開始までにNPO法人設立予定)が運営団体となることが12月11日発表されました。横浜市芸術文化振興財団が行なっている助成相談窓口等は、財団事務局(産業貿易センタービル)へ移動するそうです。

ヨコハマ創造都市センターサイト/ニュース「(公財)横浜市芸術文化振興財団による運営終了のお知らせ」

「(仮称)クリエイティブ・ポート」は建築系コンサルの株式会社トーンアンドマターが代表団体で、アート系コンサル、デザイン会社、セゾン現代美術館が構成団体です。建築・アート系が活動の中心になることが予想されます。

公募には6団体が応募し、横浜市芸術文化振興財団はNPO法人ドリフターズ・インターナショナルと共同で応募。一次選考(書類審査)では2位以下を大きく引き離していたのですが、二次選考(公開プレゼンテーション・ヒアリング)で「(仮称)クリエイティブ・ポート」に僅差で逆転されました。

運営団体選考報告書によると、「(仮称)クリエイティブ・ポート」は自主事業の提案力、横浜市の課題である産業振興に踏み込んでいる点が高く評価されたようです。確かに収益事業を手掛けるコンサルなら、この辺は実績があるでしょう。

気になるのは「国際舞台芸術ミーティング in 横浜」(TPAM in Yokohama)です。次回2015年2月開催までは横浜市芸術文化振興財団が実行委員会に入り、ヨコハマ創造都市センターが主会場になっています。2016年開催からどうなるのか、動向を注目したいと思います。

コメントは受け付けていません。