この記事は2015年8月に掲載されたものです。
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演劇関連企業・団体の2016年度定期採用サイト拝見、本音の仕事紹介が読ませる「日本仕事百貨」ではシアターワークショップを紹介
企業・団体などの2016年4月入社定期採用は、現在面接の真っ最中でしょう。リクルートサイトを特設している大手では、スタッフの1日やインタビューが紹介されていることが多く、それらを巡るのもおもしろいと思います。特設サイトですから公開は期間限定のはず。早めにご覧ください。
- 阪急電鉄「採用情報」
阪急電鉄は宝塚歌劇と梅田芸術劇場があります。総合職「人と仕事」に歌劇事業部3名、「プロジェクト」に宝塚歌劇団制作部1名、「社員座談会」新入社員編に歌劇事業部1名登場。 - 東宝「新卒採用2016」
「先輩紹介」で演劇部2名、「1日のスケジュール」で演劇部1名登場。 - 松竹「RECRUIT2016」
松竹の演劇本部は歌舞伎中心ですが、現代演劇も手掛けています。今年は松竹120周年ということで、社員120名へのミニインタビューを全員動画で掲載。各劇場監事室スタッフなど、普段表に出ない裏方も登場しています。 - 劇団四季「採用情報」
「スタッフ紹介」に営業部3名登場。劇団四季は、経営スタッフでも「入社」ではなく「入団」と言います。 - ホリプロ「2016新卒採用」
「社員インタビュー」でファクトリー部1名登場。「(2015年度採用の)内定者紹介」のページに登場する井上仁志氏は、11歳でパルコプロデュース『12人の優しい日本人』(2005年)を観たようですね。ファクトリー部に行けたらいいですね。 - 日本芸術文化振興会「事務職員募集」
「先輩職員からのメッセージ」で5名登場。別にイニシャルにしなくてもいいのでは。
パルコはエンタテインメント事業部のスタッフ紹介はありません。東急文化村は定期採用の特設サイトはありません。
定期採用とは違いますが、シアターワークショップが「日本仕事百貨」という仕事紹介サイトで、今年3月~4月に求人を掲載していました。取材・掲載してもらうのに216,000円(税込)で、特設サイトを外注するよりはずいぶん安いと思います。
「日本仕事百貨」は演劇関連の仕事や元演劇人などの登場もあります。演劇とは関係なく、純粋な読み物として心が揺さぶられる内容も多いです。私のお気に入りの一つです。