この記事は2016年8月に掲載されたものです。
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全国大会初出場で優秀賞の静岡県立伊東高校『幕が上がらない』は緞帳を上げずに客席で上演、8/27(土)国立劇場公演でポストゼロ年代の高校演劇を目撃せよ

カテゴリー: 備忘録 オン 2016年8月22日

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第27回全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演

毎年夏に開催される全国高等学校総合文化祭。演劇部門が全国高等学校演劇大会となりますが、その上位4校が国立劇場(東京・三宅坂)で上演するのが優秀校東京公演。日本音楽、郷土芸能の各部門優秀校との合同公演になります。

今年は8月27日~28日の日程ですが、久しぶりに足を運んでみようと思います。優秀賞となった静岡県立伊東高等学校『幕が上がらない』が上演されるからです。予定では、27日16時35分くらいからの上演になるようです(当日の進行により前後することがあります)。

この作品は、題名どおり緞帳を上げずに客席や通路を使って上演するそうです。照明・音響も一切なしで、客電のみだそうです。地区大会など、これまでの上演を観た方からは興味深い感想が。

これは高校演劇ファンならずとも目撃したいと思いました。優秀校東京公演は入場無料で、入場券はチケットぴあで入手出来ます。電話やネットを使わず、セブンイレブン店頭のマルチコピー機で直接購入すれば、手数料0円です(Pコード:453-065)。本日(8/22)現在まだ入手可能です。

入場券は当日入口で座席カードと交換する必要があります。全演目を通しで観る人が限られているため、入場券はキャパ以上に発券していると思います。満員の場合は入口で待たされますので、14時20分からの郷土芸能ぐらいから入るとよいと思います。郷土芸能も優秀校レベルだと素晴らしいですよ。

優秀校東京公演はNHKでもEテレ「青春舞台」で放送されますが(今年は9月17日15:00~17:00)、2011年にBSからEテレに移行し、5時間あった放送時間が2時間になったため、最優秀校以外はダイジェストです。27日は青森県立青森中央高等学校『アメイジング・グレイス』(作/畑澤聖悟)と共に、国立劇場で体感してみてはいかがでしょうか。

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